(2015/1/28)リクルートホールディングス、ビットコイン事業に参入

coin

おはようございます。
本日は日系企業面より「リクルート『ビットコイン』参入」です。

マウントゴックス社の破綻以来もはや終了かと思われていたビットコインですが、去年にも信頼を徐々に回復しつつあるニュースなども流れていましたね。

(2014/11/4)ビットコイン、信頼戻る

この時は「海外企業を中心に大手企業がビットコインを採用しつつある」というものでした。
そして今回、日本のリクルートがビットコイン事業参入ということで詳細をまとめてみたいと思います。

 

概要

今回の件はリクルートがビットコイン売買サイト運営のベンチャーに出資するというもの。
関連の投資会社リクルートストラテジックパートナーズからビットコイン売買を手がけているビットフライヤーに出資。

・ビットフライヤー
仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の購入・販売所 | bitFlyer(ビットフライヤー)
https://bitflyer.jp/ja/

サイトを見て分かる通り個人売買などの事業を行っている会社のようですね。
ちなみに国内のビットコイン市場はやはりマウントゴックスの一件以来停滞している模様…

この「ビットフライヤー」に出資することによりリクルートは電子決済サービスや、関連の情報サイトの拡大を狙っているようです。

 

感想

なんというか、もうリクルートみたいな大手だからこそ、市場に乗り込んでその市場を食いつくす、といった感じですね。
資金力があればこそなんでしょうけど、こういう一社寡占の状態になりそうな感じがなんとも…です。
このニュースをサッと読んだ時に正直そんな感想を持ってしまいましたw
ただ、ビットコインというこれから日本国内で信頼が戻るかどうかもわからないところに参入するのもそれはそれで大変なんだろうなと。
私のように別に大手企業に勤めていない人間はなんとなく大手企業に対して「お金を持っているから何でもできる」などというちょっと偏った考えを持ってしまいがちですが、もちろんそんなはずはなく、総合的なリスクとリターンを測った上で参入しているんでしょうね。

ただ、こうしてリクルートのような大手がビットコイン事業に参入することによりビットコインそのものの安心感が生まれたり、「リクルートがやっているなら…」と新たに参入するところも出てくるのだろうなと思います。

そういう「市場を活性化する」という意味ではいいニュースなのかもしれません。