おはようございます。
日経新聞の本日の一面は「景気が『来秋に改善』6割」というものでした。
最近気付いたのですが、一面でこういった予測系の記事は案外多いのですね。
個人的には「事実」ではなく「予測」なのでこのへんは新聞社の裁量によってちょっとコントロールできるところがあるのが怖いところかなと思っています。

というわけで、本日は別のニュースに。
同じく一面から「外国軍に初の銃弾供与」です。

 

概要

南スーダンでPKOに参加している陸上自衛隊が、同じくPKOに参加している韓国軍に武器を提供したとのこと。
これが武器輸出三原則に反しているのでは?と議論を呼んでいるそうです。

日本政府側の主張としては以下の通り。
・韓国の隊員や避難民の生命のために一刻を争う事態
・韓国の保有する小銃に適用可能な弾薬を持っているPKO部隊は日本のみ
・PKO部隊以外への移転が厳しく制限されている

なるほど。

 

思ったこと

こういう戦地の中で「三原則云々」というのを問われることがあることがちょっと意外でした。
たしかPKO参加になった時もかなりの議論を呼んだはずで、そこに参加している以上はこういう国内の拘りだけでは済まない部分もあるのではないかなと。

実際にこれで助かった人も多くいると思うので、特別にひどい行為ではないのかと思います。
ただ一方で弾薬を渡しているということで相手方に助からなかった人もいるかとは思うんですけどもね。

これが当たり前になるとそれはそれでちょっと怖いものがありますが、戦地に赴いている以上はケースとして起こりうることなのかなと。