本日掲載されていた「初夢!?20☓☓年」のコラムがちょっと気になったのでピックアップ。

架空の設定なのですが「2030年に定年制がなくなる」と言った状況を物語風に書いています。

 

思ったこと

このコラム中ではちょっと現実感を帯びさせながら高齢者が現役で働く、ということを書いています。
読んでいてちょっと思ったのが

「あれ、みんなそんなに働きたいの?」

ということです。
自分としては60代70代になっても働くというイメージをあまりしていなかったので非常に違和感が。

でも「働く」ということは別にお金のためだけではなくて「社会的な承認欲求」だったり、「社会との繋がりがある」ということの実感だったりもするので、バリバリに働いてきた人はそう思うのかもしれない。
いやむしろ、自分自身も定年退職したらそう感じるのかもしれないですし。

 

ちきりんさんの本を思い出した

誰かこの定年の話に触れてた人がいるなーと思い返してみたらちきりんさんでした。

私が初めてこの話を聞いた時の率直な感想は「70歳まで働くなんてありえない…」というものでした。
(中略)
そんな年齢までこんな働き方を続けたら、仕事だけで人生が終わってしまいます。
(ちきりん「未来の働き方を考えよう」)

自分も今のところこっちの考え寄りですかね。

年金の支払いが今以上に厳しくなるというのは分かっていることですが、それのカバーのために「定年以上でも働けます。働くことは素晴らしきことかな」みたいなリードをしようとしているのであれば・・・ちょっとこわいなあと。

なのであまり素直に今回の「定年制なし」の記事は読めなかったです。