おはようございます。
本日の一面から「ビッグローブ 投資ファンドに売却へ」です。
ビッグローブ(Biglobe)というと昔からかなり有名だったのでちょっと驚きのニュースですね。
概要
NECが子会社のインターネット接続業のビッグローブを投資ファンド・日本産業パートナーズに売却。
額は約700億円。
ビッグローブ自体は黒字を維持していたもののNTTグループなどが契約者を伸ばしており、今後の事業拡大が難しいと判断されたため今回の売却に踏み切ったとのこと。
日本のプロバイダのシェアは?
2012年12月末のデータでは以下の通り。
1.OCN(NTTコミュニケーションズ) 17.7%
2.Yahoo!BB(ソフトバンク) 11.9%
3.au one net(KDDI) 8.9%
4.BIGLOBE(NECビッグローブ) 8.4%
5.ぷらら(NTTぷらら) 7.3%
この立ち位置にいて売却というのも思い立ったなーと。
それだけ拡大が難しかったのかもしれませんね
その他・拡大の難しさ
いくつか事業拡大が難しい理由もあるみたいです。
・日本のプロバイダー契約数が横ばい(2013年9月)
→これは確かにそうかなという気もしますね。
今ネット環境も当たり前になってきてますし。
無線はまだ伸びそうな気がするけども。
・携帯電話とセットのところが伸びている
→KDDIなどの携帯電話とインターネット接続をセットにするところが伸びているとのこと。
ビッグローブは通信会社ではないためこのへんに弱みがあったとのこと。
こうやって背景を読み解いてみると色々なことがあって売却まで至るのですね。
黒字=手放さない、というのも安直なのか。勉強。