おはようございます。
本日のニュースは「インド10年ぶりに政権交代」です。
海外の政治事情について少しでも触れることによりいろいろな先読みもできるかもしれないのでピックアップしました。
特に、これから経済的に伸びることが期待されているインドなので・・・というのもあります。

 

概要

インド下院の総選挙の開票が16日に実施され最大野党のインド人民党がは過半数議席を獲得。
その中のナレンドラ・モディ氏が21日にも就任をする予定。モディ氏は親日家。

選挙開票が進むにつれ「SENSEX株価指数」「ルピー相場」「債券」が高値を示していることに、世間的な期待も伺えますね。

 

ポイント

インドが成長鈍化している中、明確な打開案を見いだせないでいるところがネックになっているのが現政権(シン首相)。
それに対してモディ氏が打ち出しているのは雇用創出の部分。それらが支持される形になったみたいですね。
モディ氏は今までも外資の誘致など(日本の企業もそうですが)を成功させているのでその実績が後押しした部分もありそうです。

また対外的な部分も今後注目されるところです。
日本に関しては前述の通り、親日家ということで特に問題はなさそうなのですがその他の大国でちょっといざこざがありそうなところもあります。

・アメリカ
→ヒンドゥーとイスラム両教徒の衝突を放置したとしてモディ氏へのビザ発給を拒否しているところ

・中国
→モディ氏が「領土拡張主義的な政策をやめるべき」と中国を厳しく批判。このまま強硬姿勢をとると中印関係に歪が出る可能性も

しっかりとした道筋を立ててそこに突き進んでいくこともリーダーには必要だとは思うのですが、それはそれでまた別の問題を引き起こすものなのですね・・・

 

感想

日本企業のインド進出については以前も掲載したとおりです。

(2014/4/29)日本企業のインド進出〜定着、ハードル高く

この記事においては環境的・インフラ的な部分でインド進出をするものの失敗する企業が多いという内容なのですが、スズキやソニーなど成功事例もあるということでこのへんの地盤作り(受け入れ体制)を作ったのがモディ氏なのでしょう。

今はひとまずどうなるのかを見てみたい、というところしか言えないです。
このさきの予測を立てるなんて高度なことはまだ出来ないw

ただ、こうやってブログを続けていると色んなニュースが点から線へ繋がっていく感じがわかりますね。納得。