おはようございます。

今日は新電力最大手の「エネット」社と楽天が提携しているというニュースをピックアップします。
一見、関連性のなさそうな二つの会社がどのように提携しているのか・・・

 

新電力とは?

新電力最大手というのがあったのですが、まず「新電力」がなんなのかわからないという体たらく。

調べてみました。

工場の余剰電力を活用したり自家発電したりして、電気を安く供給する電力業界への新規参入事業者。2000年の規制緩和で大口向けの電力小売りが自由化されたことで登場。契約相手には大手電力会社の送電網を使って電力を供給する。福島第一原発の事故と電気料金の値上げを受けて新電力と契約する自治体や企業が急増し、昨年初めてシェアが4%を超えた。「PowerProducerandSupplier」の略称「PPS」とも呼ばれる。
( 2014-04-10 朝日新聞 朝刊 高知全県 1地方 )
新電力 とは – コトバンク

従来の電気業者とはまた別の電力発生源があるみたいなイメージですかね。

エネットはその新電力の最大手ということ。

 

今回のニュースの概要

平日の昼など電力需要が増える時間帯にお店にいくとポイントがより多く貯まるようにし外出を促すもの。
店に行くだけでポイントが貯まる楽天の「楽天チェック」と連携したもの。そのポイントが多く貯まるような仕組み。

・昼時に家から出る→家の節電ができる
・お店にいく→ポイントが貯まる

こんな仕組みになっているようです。
お店にいくだけで、ということはお店の直接的な売上に繋がるかどうかはわからないですが、ある一定量で購買に結びつくみたいなデータにはなるんでしょうね。
ポイントも多分楽天の利益的にはマイナスにならないんじゃないかと。

テスト的に今年の2〜3月に首都圏で実験したところ1〜2割の人がアプリに反応して出掛けたとのことなので、それなりに需要はあるのかもしれませんね。興味深い。

 

感想

新しい発想なので素直に面白い!と感じました。

どっちの会社がこの企画を立てたのかは分からないところですが、いろんな業界が縮小したりしている中でこういう組み合わせをもって考えていくのはとてもおもしろいですね。

自分の業界だけにとどまらず、全体を俯瞰してみて考えることをしていきたいと純粋に思ったニュースでした。