おはようございます。
バタバタしていて1週間ぶりの更新となりました。
それでも地道に続けます。

本日のニュースは経済面より「経常黒字、訪日客が下支え」です。

 

概要

海外のものやサービスの取引状況を示す経常収支が3ヶ月連続で黒字になったとのこと。
中でも4月の経常収支で特徴的だったのが旅行収支が44年ぶりに黒字になったのがポイントです。

※44年前の黒字は大阪万博で観光客が増加したことが要因。

 

感想

読んでいて物凄く意外だったのは「そもそも旅行収支が赤字だったんだ」ということ。
これ、結構意外じゃないですか?
元々小泉政権が「2010年までに観光立国を目指す方針」を掲げたわけですが、その当時の2003年が1160億円の赤字。

日本国内にいるからわからないものの、日本の文化ってもっと海外の人に面白がられているのかと思ってました。

 
・・・よくよく調べてみると観光客が多い=収入が増えるという単純な図式ではないのかも。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの資料が出てきました。
貿易収支赤字拡大は何故起きているのか(PDF)

ザーッと読んだ感じなのだけど、日本に来る旅行客と、日本から(海外に行く)旅行客との買い物の差分を出しているっぽいですね。
国と国とのやり取りベースで考えるとそりゃそうなのかという感じ。

・外国人客が日本で買い物をする→日本の収入になる
・日本人客が海外で買い物をする→海外の収入になる

このお金の流れをトータルで見た時に、今までは日本から海外に行って買物をする人が多かったということになります。

ちなみに同じく三菱UFJリサーチ&コンサルティングの資料で旅行客推移というのもありました。
外国人観光客の動向と日本経済への影響(PDF)

これを見ている感じだと海外からの旅行客は(長期的に)増えている。

今後、日本で購買しやすい環境などを整えていくのが大事なのかも。