おはようございます。
本日新聞を読んで、珍しく一番後ろの文化面が気になりました。
エンヒッキ・松茂良・ジアスさんの杖サッカーの話です。
(松茂良の読み方は「まつもら」)
杖サッカーというものがあることを知らなかったので今回はちょっと調べてみることにしました。
「杖サッカー」とは「アンプティサッカー」と言う
「杖サッカー」と検索してみたらWikipediaで「アンプティサッカー」というのが表示されました。
で、「杖」という言葉が「アンプティ」というのだな、と思ったのですが、実は違うようです。
アンプティサッカー(amputee soccer = 切断者サッカー)とは、主に上肢、下肢の切断障害を持った選手がプレーするサッカーである。競技は国際アンプティサッカー連盟(WAFF)が統括しており、日本でのアンプティサッカーは日本アンプティサッカー協会(JAFA)が統括する。 従来のような障害者スポーツに必要とされた専用の器具を必要とせず、日常の生活やリハビリ・医療目的で使用しているクラッチ(主にロフストランドクラッチ)で競技を行うため、足に障害を持つ人々にとっては、最も気楽に楽しめるスポーツとして海外では急速に普及・認知度が高まっている。
(アンプティサッカー – Wikipedia)
「amputee」=「切断患者」という意味。
何と言うか英語表現をそのまま日本語表記にするとちょっとえげつない感じがしますね。
下肢切断者がフィールドを駆け回り、上司切断者がゴールキーパーを務めるという競技です。
競技動画
日本での「杖サッカー」の認知度がそこまで高くないためか検索してもあまり出てきませんでしたが、海外の動画はあったので貼ってみます。
ガーナの大会みたい。杖を非常に器用に使ってフィールドを走り回っている姿が輝いています。すごい。
ちなみに今回紙面でインタビューを受けている松茂良さんはブラジル生まれ。5歳の時に交通事故で右足を切断。
その後新聞を読んでアンプティサッカーの話を知って、大会に出場したことが始めるきっかけ。ブラジル代表を務め、その後に日本へ行き障害者向けサッカースクールで子どもたちとボールを蹴ったということです。
感想
全然知らない世界だったので非常に新鮮でした。
紙面にも書いてあるんですけど「日本では足をなくすとそれを隠そうとする人も多い」という中で、サッカースクールに出会えた人は非常に新鮮だったんじゃないかなーという。
センシティブな問題なので安易な感想も書きづらいのですが、一度この世界観は知っておくと良いのではないかなと感じました。
松茂良さんの広げた世界って広いんじゃないかなー。