(2015/1/3)パソコンをロックし身代金を要求する日本製ウイルスを初確認。

coding

あけましておめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いします。
前回書いたのがちょうど一ヶ月くらい前なんですね…今年はもうちょっと積極的に更新をして勉強していくことを目標にしようかと思います。

それでは本日の気になったニュースです。

パソコンロックし「身代金」要求・日本製ウイルス初確認

こちらをピックアップしていきたいと思います。

 

ウィルス概要

パソコン内のデータにアクセスしようとすると、ロックをされている画面が表示され

「ロックの解除には指定の日時までに罰金として◯◯円をBitcoinで支払わなければならない」

といったような身代金を要求するメッセージが表示されます。
紙面では一部ぼかしがかかっているのですが表示の窓の中に人の顔のようなものが写っており非常に不気味です。

感染源は通常の(?)ウィルスと同じく不正に改ざんされたサイトや、メール添付されたファイルを開くなどが多いとのこと。

従来は英語型のウィルスがほとんどで、日本語があったにしても不自然に翻訳されたものが多かったのですが、今回の事例では非常に自然な日本語で日本人ハッカーが国内を標的に作ったのではないかと考えられています。

 

身代金型の被害額は世界で年間5億円

この「身代金型」の被害総額は世界ベースで年間5億円(!)にも登るそうです。

また一般的には「ランサムウェア」という呼び名が付いているとのこと。

ランサムウェア(英語: Ransomware)とはマルウェアの一種である。これに感染したコンピュータはシステムへのアクセスを制限される。この制限を解除するため、マルウェアの作者へ身代金の支払いが要求される。数種類の形態のランサムウェアは、システムのハードディスクドライブを暗号化し(暗号化ウイルス恐喝)、また他の幾種類かは単純にシステムを使用不能にし、ユーザーに対して身代金を支払うようにそそのかすメッセージを表示する。
ランサムウェア – Wikipedia

想像すると非常に恐ろしいですね…

 

感想

新年から物騒な話だなーと思ったりもするわけですが、インターネットという便利な仕組みができている反面こういった懸念も増えてきているのもまた事実。
正直なところ専門的な知識がないとこういうものも防ぎようがないので、一般の人はともかく「きちんとウィルスソフトを購入する」「データのバックアップはきちんと取っておく」といった基本を抑えておかないとどうにもならなくなってしまいますね。

新年の一回目の更新からこんな物騒な話で恐縮ですが、今のうち予防しておくことで将来的には平穏に過ごせるかもしれない…ということでw