おはようございます。
今回は日経MJより「所得水準日本一平均的な市・滋賀県野洲市の体感景気」をピックアップ。
野洲市って「やすし」って読むんですね。

 

記事概要

アベノミクスによる景気の回復(好調)が謳われていますが実際の市民の体感はどんなものなのか?
所得水準が日本一平均的な市の滋賀県・野洲市で聞き込みの調査を行った結果の記事。

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市民の声の代表的なものとして

「収入が増えない」
「残業が増えた」
「旅行が近場になった」

という「あまり良くなっていない」感のものが多いです。
反面「良くなった」というコメントは

「(リフォーム業者社長)大工が足りないくらい受注が多い」
「(タクシー業)年末くらいから終電の利用者が増えた」

というもの。

 

思ったこと

経済の動向って結局のところ全体観だったり、例えば日本を代表する大手企業を集めた上での動向だったりするのであくまで一部のデータにしか成らないんですよね。
だから実際に市民に聞いてみたら「そこまで景気が回復した感じはない」という意見がある。

一方で市民が「景気が良い!」というのは相当体感値が高いという状態な気がするので、それこそ極端に日本の景気が良くなった時ではないと起こらないんじゃないかな・・・とか。
※個人ベースではいつの世も「お金がない」というのはデフォルトのような気がしています。

あと「残業が増えた」というのと「終電の利用者が増えた」というのはちょっと怖いコントラストですね。
残業が増えた人に残業代がきちんと払われていることを祈るばかりです。
企業の利益を上げるためにサビ残とか発生していそうなので・・・