おはようございます。
今回は日経MJより「瀬戸内しまなみ海道・自転車無料化へ協議」です。

 

概要

愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ高速道「瀬戸内しまなみ海道」の自転車通行料無料化が検討されているとのこと。
協議するのは国、地方自治体、本州四国連絡高速道路会社。

2011年の推計収入は約2000万円。

無料化することで地域活性化の起爆剤になるのでは?というのが今回の狙い。
無料化して生まれる減収は地元の自治体が負担する予定。

 

疑問

今回、この記事をピックアップしたのは「?」と思わずにいられなかったからです。
過去にこんなニュースをピックアップしたことがあります。

(2013/12/19)本州四国連絡高速道路会社の債務、本州の3社が肩代わり。そもそも債務の原因は?

ここでも書いている通り、今、この高速線は莫大な借金を抱えているのですね。
それなのに無料にしてる場合なのかという素朴な疑問。

 

疑問に対しての自分の考え

一方でなんとなく理解できる部分もあります。
年収の推定が2000万程度。
借金の累計が1兆7000億円。

2000万程度では何の足しにもなりません。

無料化して地域活性化の起爆剤になるという試算が真っ当なものであれば無料化という計画もありなのかもしれません。
ただ、そもそもの個人からの料金の徴収も50〜200円程度なのでそれと無料とが本当にそこまで違うのかというのと、無料になったから大量に人がやってくる、というのはそもそも違うんじゃないのかとか。

まあ・・・どうなんでしょうね。
個人的にはあまり無料化に意味はないんじゃないかなと思ったりもするのですが。