おはようございます。
都知事が辞職などのニュースもありますが、本日は本州四国連絡高速道路会社の債務を本州3社が肩代わりのニュースをピックアップします。
概要
本州四国連絡高速道路会社(以下、本四高速)の借金(本州と四国を結ぶ3つのルートの借金)があった。
そこで国や自治体が出資していたものの、年内で打ち切り、本州3社の料金収入を本四高速に当てるとのこと。
そもそもの借金の原因は?
調べてたらJ-Castが出てきたので引用してみる。
本四高速は本州と四国を結ぶ三つのルートを計約3兆円の巨費を投じて建設した。国交省は、本四高速の前身である本州四国連絡橋公団が設立された1970年から、四国の4県と大阪府、兵庫県など地元の10自治体とともに、毎年出資金を支出してきた。出資金については、本四高速が持つ負債を出資金に置き換える方式で、本四高速の金利負担の引き下げにつなげたり、本四高速の通行料金引き下げの原資などとして活用されてきた。出資金の累計額はすでに計約1兆7000億円にも上っている。
しかし、本四高速の利用者は当初予想より伸びず、料金収入は低迷。債務返済も進まず、将来に展望が見いだせないのが実態だ。一方、これまで出資に応じてきた地方自治体はそれぞれ財源難に苦しんでいる実情から、本四高速への出資継続に反発する声を年々、強めてきた。
(本州四国高速の「ツケ」は誰が払うのか 国交省が出資見送り、値上げもありうる : J-CASTニュース)
要するに橋を3本も作ってみたものの収益が上がらなかったということですね。
別にど田舎というわけでもなかろうからそんなに利用者が少ないこともないのでは?と思っていたのですが3つ作ったところがネックになっているのかもしれません。
新料金設定の不可解さ
こういった状況にあるのに、不可解なのは新料金設定が安くなっているということ。
記事によると「価格設定を上げると利用者が減る」ということなのですけども、価格設定を安くすれば利用者が増えるということでもないと思うのですが・・・どうなんでしょ。
単独での返済を諦めて、完全に本州3社が肩代わりするからこういう価格設定ででているんですかね。謎。
あと、本州と四国を繋ぐ橋というと「しまなみ海道」を思い出すんだけども調べたら本四高速が作った道路の一つっぽいですね。
“(2013/12/19)本州四国連絡高速道路会社の債務、本州の3社が肩代わり。そもそも債務の原因は?” への1件のフィードバック