(2014/9/8)リコーやキャノン3Dプリンター参入。部品を量産し精密加工安く

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おはようございます。
全米テニスで錦織選手が決勝進出ということで新聞も非常にその記事で賑わっていますね。
同じ日本人として頑張っている人がいるというのはいつの日も励みになるものです。

さて私も地道に頑張ってまいります。
本日は日経新聞一面より「リコーやキャノン 3Dプリンター参入」です。
個人的に驚いているのは既に参入しているものだと思っていたのですがまだ参入をしていなかったのですね、というところ。

 

概要

リコー・キャノンなど国内精密大手が3Dプリンター事業に参入する。
大手が参入して製造工程の大幅な簡素化ができるようになればコスト削減などに繋がる。

より3Dプリンターが身近な機器になるということですね。

リコーは16年度中の製品化を目指して開発に着手、キャノン(とセイコーエプソン)は5年以内の発売を狙う。

 

3Dプリンターとは

復習。
3次元データを元に樹脂や金属などの積み重ねて立体物を作るもの。
市場としては以下の通り。

・直接市場(機器や材料など):1兆円(!)
・間接市場
個人向け出力サービス:1.1兆円
部品などの直接造形:6.5兆円
交換用部品の製造:3.1兆円
・生産性革新によるコスト削減
試作・開発プロセス:1.6兆円
製造プロセス:8.5兆円

市場規模としてはなかなかの大きさですね…

また普及して期待される効果としては
・複雑な形の部品の量産や試作
・人工骨や義歯など個別にカスタマイズされる製品の生産
などがあります。

3Dプリンターでデータとして持つことにより生産の簡素化、コスト削減が可能です。
何と言うか…ものすごい近未来感がありますね。

 

感想

まさに近未来。

印刷物ではなく立体的にモノを作れるというところから、色々な問題も起こっていますが記事中にある通り医療系や機器などの発展に活かすことができれば素敵ですね。

ちょっと話が逸れてしまうかもなのですが、もしこうやって3Dプリンターによって文明が良くなっていったらどうなるんですかね?
物凄く単純に考えてみましょう。
例えば医療分野。

人工骨などが廉価でできるようになる
→医療費が安くなる

…ここから先がどうなるのか、ですよね。
医療費が安くなるということはお医者さんが儲からなくなるんじゃないかとか。
車や飛行機など交通機関の部品にしてもどこかでコスト削減することにより、そこの不利益を被る人がいるんじゃないかとか。

あと廉価で済むようになることが増えるということは、お金の価値自体は下がるんじゃないかとか…それは言いすぎなのかな?
逆に3Dプリンターで実現できないようなところが重宝されてそこに価値を持たせるような社会が生まれるのだろうか。

最近は単純にコスト削減が出来る=いいこと!のように考えなくもなりました。
これは少し成長している証拠なのかなとも思いますw

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