こんばんは。
本日のニュースで「これは!」というものがあったのでピックアップしようと思います。

一面より「子どもNISA創設」です。

 

NISAとは?

少額投資非課税制度のこと。
日本でも2014年1月から精度が開始されました。

過去のNISAの記事についてはこちらで掲載しています。

NISA | 30代の無知なおじさんが日経新聞を購読して毎日勉強するブログ

 

子どもNISAとは?

その名の通り子ども(0〜18歳まで)を対象に投資上限を100万円とした少額非課税制度のこと。
2016年に創設をする予定です。
18歳までは原則として非課税では引き出せないようにするように現在調整をしている段階。

そして今回、子ども版NISAが登場したことで現行のNISAについても「年200万〜300万円に引き上げ」「対象年齢を20歳以上から18歳以上に変更(これは子ども版が始まってから?)」という変更がありました。

 

今回の「子どもNISA」の登場は何が狙いなのか?

そもそも0歳から18歳を対象といってもその世代がお金を稼いでいるかというとそうでもないことがほとんどですよね。
稼いでいるにしても高校生がアルバイトする、だったり、中卒で仕事をするとかだと思うので、その世代の範囲ではほとんどが自立してお金を出せないはずなんですね。

となると、この仕組みの狙いはもちろん親のお金。
親のお金を子供名義にすることによって投資の流動額が増える。

この制度が開始されると対象者が約2000万人。その内の利用率が5%、年平均60万円を投資することにより6000億円ものお金が動く。
そう考えるとかなり大きな動きと言わざるを得ません。

また祖父母世代のポケットも狙っているとのこと。
この世代の金融資産としてじゃ1600兆円の個人金融資産があるので、投資のターゲットにはなりやすい。

自分ではやらないけども、子どものマネーの勉強のためなら・・・と出す祖父母が増えるのかもしれないですね。

 

投資について

もっとも日本では「お金」についての学習が学校などでも積極的にされておらず、マネーリテラシーが世界的にも低いと言われているのでこの流れはいいのかなあと思ったりもします。
ちょっと狙い所が露骨な感じがしすぎてなんとも言えないですけどねw
でもお金は流動しないと経済も活性化しないのでそれはそれできっかけの一つとしてはいいのかもしれない。

市場に触れる機会って子供の頃にはなかなかないので前向きに考えられそう。