おはようございます。

本日の一面トップは成長戦略の話だったのですが、具体的な案というよりも方向性の話だったのでその下にあった「セブン&アイ 2割出資」という記事をピックアップしてみます。

 

概要

セブン&アイホールディングス配下のイトーヨーカドーが岡山県地盤の天満屋ストアの株式を14年1月に20%取得。

 

意図は?

意図としてはイトーヨーカドーの戦略絡みです。
イトーヨーカドーの店舗は183店舗を展開しているものの7割が関東にあり、今回の提携を実施することによって関西圏(天満屋は岡山・広島中心に約50店舗)への地盤を固めるとのこと。

具体的な対応として

・PB「セブンプレミアム」の導入
・電子マネー「ナナコ」の導入

を検討しているとのこと。

単純にイチから出店するのではなく地場の店舗に出資することによって進出するという戦略ですね。
個人的な疑問としては株式20%を出資するだけでここまで影響力をもたせられるのかしらということ。
20%って結構な数字なのはわかるけども。
あ、でもその「結構な数字」ってことを考慮すると上記の具体的対応くらいの影響は出せそうですね。記事によると2番目の株主になるとのことですし。