3月末に迫る英国の欧州連合(EU)離脱の先行きが混迷してきた。英政府がまとめた離脱案は15日の英議会(総合2面きょうのことば)下院で与野党からの反対で大差で否決。代替案の展望は開けず、経済や社会が混乱する「合意なき離脱」か、離脱時期の数カ月延期かの選択を迫られる可能性が高まった。
英離脱 出口なき混迷 合意なしか延期か

これまでの流れがよくわからないので調べてみた

もう英国離脱は堅いものだと思ってた。

分かりやすい解説があったので抜粋。

【ゼロからわかる】イギリス国民はなぜ「EU離脱」を決めたのか(2017.1)

自らはEU支持者であるキャメロン英首相(当時)が国民投票を約束したのは2013年1月のことだった。リーマン・ショックに連鎖して起きた欧州債務・ユーロ危機とEU域内からの移民急増のダブルパンチで、英国内の反大陸欧州感情に火がついていたときだ。

危機感を強めたキャメロン首相が打ち出した“裏技”がEU離脱の是非を問う国民投票である。事態がコントロール不能になる前に反欧州感情のガス抜きを図り、保守党内の欧州懐疑論とポピュリズムの増殖の芽を摘む狙いがあった。

との流れ…だったのに政府案で生活が良くなる見通しが立たなかったってことなのかな?