おはようございます。
本日は日経新聞のアジア面から。
「インド定着、ハードル高く」です。
直近では、ドコモ・第一三共がインドの事業から撤退というニュースが取り上げられていますが・・・さてそのハードルは何なのか?
インド事業の内実
記事を読んでみると土地の難しさがありそうです。
・政策
→政府が市場に介入するケースが多くある。
参入は認められているものの零細商店の保護を求める声が根強い。
・品質
→品質管理が甘い。
これは第一三共の撤退の契機にもなってたはず。
薬の品質が落ちてしまったことによる禁輸問題まで引き起こしていました。
参照:インド拠点が禁輸、第一三共M&Aの蹉跌 | 週刊東洋経済 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
・時間
→投資の改修が3〜5年では難しいとのこと。
長期戦になると見切りも難しくなってきますね。
さらなる長期戦を見込んで投資をしているのであればともかく・・・
感想
じっくり読んでみると、結構難しいということが分かりました(小並感
インドがそこまで品質管理などがずさんだったり、政府が介入してくるイメージがなかったのでそこがちょっと新しい発見ではありました。
人口12億人という巨大なマーケットなので参入に対して検討する余地はあると思うのですが・・・
一方でスズキやソニーなどは成功事例を持っているので必ずしもネガティブな結果ではないようです。
あと、ちょっと思ったのは品質面で言うとドコモも第一三共も製造を含めるものではあるので、在庫の残らない、(ちょっと語弊があるけども)品質に偏りが少ないweb関係のビジネスというのはどうなのかなと。
今後熱くなってくるマーケットではあるので引き続き注目したいです。
“(2014/4/29)日本企業のインド進出〜定着、ハードル高く” への2件のフィードバック