中国のアリババ集団が築くスマートフォン(スマホ)経済圏が異形の膨張を遂げている。スマホ決済を軸に、通販や生鮮スーパー、金融、医療など、生活すべてをカバーするサービスを提供する。利便性の代償は個人情報だ。購買履歴や関心、生体認証(3面きょうのことば)など、膨大なデータの一部は当局にも流れる。データをかき集め米IT(情報技術)巨大企業を超える速度で成長するアリババだが、その繁栄は共産党一党支配と密接に絡み合う。
アリババ経済圏、異形の膨張続く 6億人の情報収集

面白いと思ったもの。

芝麻(ゴマ)信用

顧客の信用情報を数値化していく仕組み。
サービス内の優遇性だけでなく、就職やお見合いなどでも参考にされる。

単純明快に信用を確認できるので利用はしやすそうですよね。

ただ、スコアの偽装とかそういうものを想像してしまう…それが発覚したら数値が一気に信用のないものになってしまったりするのかも。ちょっとSFっぽさがある。

この辺は岡田斗司夫さんの見解も面白い。
岡田斗司夫の毎日ブロマガ「これからの人生は評価で変わる!? 中国人のマナーを良くした “セサミクレジット(芝麻信用)” を説明します」

政府との関係

アリババが政府ともタッグを組んでいる模様。
中国では企業や国家が当局の情報収集に協力するように義務付けた法律「国家情報法」というのがあるみたいで。

日本ではこんな状態はなかなか考えられないけどそういう国家に生まれたらそれが当たり前と感じてしまうのかもしれませんね。
(それがい以下悪いかは全然別の話として)

その他・ユニクロ柳井さんのインタビュー

なぜ日本からGAFAのような組織が生まれないのか

「自分で考えないから」

〜〜〜

日本だけで食っていけるというのは本当にそのとおりで、グローバルに侵食されつつあるけど気づきにくい構造になっているのかもしれないですね。