おはようございます。
本日は日経新聞の本社世論調査のことが一面に掲載されていたのでピックアップ。
概要
日本経済新聞とテレビ東京による世論調査。
4月の消費税率8%の引き上げに対しての質問。
・安倍内閣を支持するか
支持 59%
不支持 29%
・家計の支出をどうするか
変わらない 51%
減らす 44%
・世帯の所得が増えるか
期待できる 12%
期待できない 83%
・消費税率10%引き上げ(2015年10月)に対して
賛成 29%
反対 64%
感想
ちょっと面白かったのが「消費税率10%」の「反対」派の人の意見の人に「政府がどう対応すべきか」と質問したところ「引き上げるべきでない」が49%ということ。
これ、質問の趣旨がずれちゃってる気がしますね。
質問の回答が「先延ばしにすべき」「幅を見直すべき」みたいな選択肢しかなさそうなので仕方ないとは思うのですが、なんか不毛というか。
もちろん取られるお金は少ないほうがいいに決まっているわけで。ただそうも言っていられないので引き上げなくてはいけない。
「引き上げるべきでない」っていう人がこれだけ多いというのは増税した後にどういう変化が起こるのかをきちんと示唆できていないということなのかもしれませんね。
自分もいまいちよく分かってませんし・・・
あと、この記事をピックアップしたのは「世帯の所得が増えるか」に対して「期待できない」と考えている人が大半ということ。
「所得水準日本一平均的な市・滋賀県野洲市(やすし)の体感景気」の時にも書きましたけども、やっぱり日本を代表する(日本の経済動向に影響する)大手企業であればともかく、そうではない人も多いので、体感値として景気が良くなっている感じは少ないのではないでしょうか。
ここのところ、ちょっと気になってるんですよね。。。私も別に景気が良くなったと感じているわけでもないので。