おはようございます。
オバマ大統領が来日しているということで新聞を読んでいたところTPPが調整に入るみたいですね。
「頓挫している」といったようなニュースを見た記憶があるのですが、ここへきて一気に調整が入ったみたいです。
牛肉の調整を実施
TPPとは元々関税撤廃を掲げているのですが日本側で抵抗している5品目で決着がつかなかった感じです。
以前もちょっとその問題については触れましたね。
コメ
麦
牛肉・豚肉
乳製品
砂糖なるほど。
この分野の中に586品目細かい分類があるのですが、その中の品目を絞っていくという話。
要は「これは関税撤廃対象外、これは関税撤廃対象」と分けていく感じかな。
((2013/10/8)TPP聖域品目絞り込み。対象となる分野・品目は?)
今回は牛肉の関税を38.5%から20%を軸に引き下げる調整に入ったようです。
今回調整が入ったのはオーストラリアと日本のEPAのことも影響している様子。
日豪で牛肉の関税を20%台にするという合意を取っているのでそれに近い形を採った模様。
参照:(2014/4/7)日豪EPAが大筋合意へ。EPAとはそもそも何か?
現在の状況
5品目に関しての状況は以下の通り。
コメ・・・一定量まで関税ゼロ
麦・・・一定量まで関税ゼロ
牛肉・豚肉・・・牛肉は20%台で合意か(new!)、豚肉は今後の課題
乳製品・・・チーズの関税を一定量まで低くする方向
砂糖・・・今回は対象外
感想
TPPが開放されていくことにより日本の農業分野にダメージを与える可能性があるということが徐々にわかってきました。
ただ、この件については賛成論と反対論があり、実際に開放された際に想定されることはどんなことなのかをもうちょっと勉強しないといけないなと。
そうじゃないと単純にTPP調整=日本の農業ピンチ!みたいな発想になってしまいそう。
実際にメディアも国もそういう論調なのでそれはリアルにシミュレーションとしてはあるのかもしれないですが・・・